社会保険労務士倫理綱領
社会保険労務士倫理綱領
社会保険労務士は、品位を保持し、常に人格の陶冶にはげみ、旺盛なる責任感をもって誠実に職務を行い、もって名誉と信用の高揚につとめなければならない。
社会保険労務士の義務と責任
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品位の保持
社会保険労務士は、品位を保持し、信用を重んじ、中立公正を旨とし、良心と強い責任感のもとに誠実に職務を遂行しなければならない。
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知識の涵養
社会保険労務士は、公共的使命と職責の重要性を自覚し、常に専門知識を涵養し理論と実務に精通しなければならない。
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信頼の高揚
社会保険労務士は、義務と責任を明確にして契約を誠実に履行し、依頼者の信頼に応えなければならない。
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相互の信義
社会保険労務士は、相互にその立場を尊重し、積極的に知識、技能、情報の交流を図り、いやしくも信義にもとる行為をしてはならない。
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守秘の義務
社会保険労務士は、職務上知り得た秘密を他に漏らし又は盗用してはならない。業を廃した後も守秘の責任をもたなければならない。
人事労務の相談
人事労務の相談
社会保険労務士は、就業規則の作成、給与制度の改定等のアドバイスをはじめ、コンサルタントとして、事業所の健全な発展に貢献いたします。(以下に一例を紹介致します。)
従業員募集・新規採用
- 最低賃金はいくらか
- 雇い入れ通知書や雇用契約書の作り方
- 新入社員研修・社員研修のやり方を教えて欲しい
- セクハラ、パワハラへの配慮義務、どんなことに気を付けたらいいのですか
労働時間・休暇
- 1ヶ月単位の変形労働時間制とはなんですか
- 1年単位の変形労働時間制とはなんですか
- 量労働時間制とはなんですか
- 年次有給休暇はいつから、何日を与えなければいけないのですか
- 遅刻早退の場合の給与計算はどうする
- 時間外労働協定届の作り方は
給与・賞与・退職金
- 給料の決め方・昇給の取り扱いを改善したいが
- 年俸制の導入を検討しています。長所、短所を教えて下さい
- 欠勤、遅刻早退の賃金カットの方法はどのようにしたらよいですか
- 業務上のケガで休業中、給料の支払いはどうしたらよいか
- 毎月給与計算が面倒、計算を代行してもらえないですか
- 中小企業ですが、退職金制度を導入するにはどうしたら良いですか
退職・解雇・懲戒解雇
- 定年制を定める場合の注意点は
- 無断欠勤、遅刻早退が多い従業員への対処方法
- 不景気で仕事が激減したので従業員を減らしたい
労働社会保険の相談
社会保険労務士は、就業規則の作成、給与制度の改定等のアドバイスをはじめ、コンサルタントとして、事業所の健全な発展に貢献いたします。(以下に一例を紹介致します。)
労働社会保険の加入・脱退、さまざまな手続き、労災保険・雇用保険
- 新しい事業を開始するときの労災保険・雇用保険の手続き
- 建設業の元請けの労災保険の手続き
- 支店が複数ある場合の労災保険・雇用保険の手続き
- 外国人を採用する場合の労災保険・雇用保険・健康保険・厚生年金の手続き
- パートタイマー・アルバイトでも労災保険・雇用保険の対象になりますか
- 一緒に仕事をしている同居の親族の労災保険・雇用保険はどうなりますか
- 雇用保険の資格取得届をしていない従業員がいました。遡って手続きできますか
- 法人の役員でも雇用保険は加入するのですか
業務上災害・通勤災害
- 業務上の重大災害が発生した!・どこへどんな連絡をするのですか
- 業務上の死亡事故が発生した!・遺族にはどんな補償(労災保険・厚生年金保険・自賠責保険)がされるか
- 新規採用したその日にケガが発生、現在休業しているが、労災保険からは休業補償がされるのか
- 海外出張中の従業員が仕事中にケガをした。労災保険の対象になりますか
- 労災保険に加入手続きをしていないが、従業員が手指切断のケガをしてしまったどうしたらよいか
- 事業主が仕事中にケガをしてしまった。労災保険で治療は受けられるのか
- 会社の社員旅行中に従業員がケガをした。労災保険で治療は受けられるのか
- 仕事中に従業員が交通事故でケガをした。労災保険、自賠責保険、自動車任意保険のどれを使う
- 昼休みに外食に出掛けケガが発生しました。労災保険の対象になりますか
- 通常の通勤時間は30分なのに勤務終了の時刻から2時間後に交通事故発生。通勤災害となるか
- 会社に届出した通勤経路でないところで交通事故発生。通勤災害となるか
- 電車通勤の届出をしている従業員がマイカー通勤で交通事故発生したときは通勤災害となるか
助成金等の相談
社会保険労務士は、助成金等の申請の手続の代行及び導入後の実務指導を行います。(以下に一例を紹介致します。)
主な助成金、雇用の維持等
- 雇用調整助成金
- 定年引き上げ等奨励金
- 労働移動支援助成金
- 特定求職者雇用開発助成金
- 通年雇用安定給付金
トライアル雇用
- 試行雇用奨励金
- 精神障害者ステップアップ雇用奨励金及びグループ雇用奨励加算金
創業
- 自立就業支援助成金(受給資格者創業支援助成金)
- 自立就業支援助成金(高年齢者等共同就業機会創出助成金)
能力開発等
- 職場適応訓練費
- キャリア形成促進助成金
中小企業のための各種給付金
- 人材確保等支援助成金
- 技能継承トライアル雇用
- 中小企業雇用安定化奨励金
介護労働者の雇用管理改善等
- 介護福祉助成金
育児・介護労働者の雇用管理改善等
- 育児・介護雇用安定等助成金(中小企業子育て支援助成金)
- 育児・介護雇用安定等助成金(両立支援レベルアップ助成金)
- 育児・介護雇用安定等助成金(育児休業取得促進助成金(育児休業取得促進措置:短時間勤務促進措置))
建設労働者の雇用改善等
- 人材確保等支援助成金
障害者の雇用の促進及び雇用の継続
- 障害者雇用納付金制度に基づく助成金
- 発達障害者雇用開発助成金
- 難治性疾患患者雇用開発助成金
その他
- 短時間労働者均衡待遇推進等助成金
公的年金の相談
現在の年金制度は新旧の制度が並行しており大変わかりにくくなっています。社会保険労務士は、年金の加入期間、受給資格等についてわかりやすく説明するとともに、年金の裁定請求に関する書類を依頼人の皆様に代わって作成、提出いたします。(以下に一例を紹介致します。)
公的年金に関する相談・指導
- 60歳定年で退職しますが、年金と雇用保険はもらえるの
- 年金を受けてますが、就職したら年金は減額なのですか
- 夫は勤め人ですが、病気で急死しました。年金はどうなるのですか
- 厚生年金基金が破綻したら、何か手続きが必要ですか
- 専業主婦でも自分の年金がもらえるのですか
- 年金の見込み額を知りたいけど、どうやって計算すればよいですか
- 年金はいつからもらえますか。手続きはいらないですか
- 共済年金をもらっているけど、民間会社に再就職するとどうなりますか
- もらい忘れの年金があるときはどうしたらよいですか
- 扶養親族申告書の書き方がわからない
- 年金がもらえる歳になっても、もらわないでいれば、割増になるのですか
- カラ期間ってなんですか
- 仕事に就きながら障害年金はもらえますか
- 10年前の事故の際の障害で、年金はもらえますか
- 障害年金を受けている人は、年金保険料は払わなくてよいのですか
- 内縁の妻でも遺族年金はもらえますか
- 遺族年金をもらいながら、子供の扶養に入れますか
- 遺族年金を受けていますが、自分の老齢年金ももらえますか
特定社会保険労務士とは?
社会保険労務士の中で「紛争解決手続代理業務試験」に合格し、厚生労働大臣から紛争解決の代理業務を行うことが公的に認められた者です。
- 個別労働関係紛争解決促進法に基づき都道府県労働局が行うあっせんの手続の代理
- 年金請求書等の受付
- 男女雇用機会均等法、育児介護休業法及びパートタイム労働法に基づき都道府県労働局が行う調停の手続の代理
- 個別労働関係紛争ついて都道府県労働委員会が行うあっせんの手続の代理
- 個別労働関係紛争について厚生労働大臣が指定する団体が行うADRの代理(紛争価額が120万円を超える事件は弁護士の共同受任が必要)
※上記代理業務には依頼者の相手方との和解のための交渉及び和解契約の締結の代理も含みます。
※ADRはAlternative Dispute Resolution 「裁判外紛争解決」と呼ばれています。
特定社会保険労務士への連絡、依頼はどうするの?
千葉県内の特定社会保険労務士は、開業者名簿よりご確認できます。時間と費用がかかる裁判を検討する前に、先ず特定社会保険労務士にご相談をお考え下さい。